「さくら花見堂」について

花見堂複合施設「さくら花見堂」は、「花見堂地区会館」「代田南児童館」「ほわわ花見堂(2022年度中にオープン予定の障害児通所施設)」からなる複合施設で、旧花見堂小学校の跡地に建てられました。大遊戯室、広場は時間帯によって開放しています。また、施設中央のフリースペースは交流の場所として誰でも使うことができます。フリースペースには、花見堂小学校のメモリアルコーナーがあり、テーブルやイスは、旧花見堂小学校や旧代田南児童館で伐採された樹木が使われています(家具は2月完成予定)。施設の運営は地域の運営組織が世田谷区と協力して担っています。

案内図

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詳しい施設情報についてはこちらのページをご覧ください。

*「花見堂地区会館」
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kusei/012/002/003/002/d00192954.html

歴史

この場所には昭和34年に創立した花見堂小学校がありましたが、平成29年3月、57年の歴史に幕を下ろしました。その後、地域の方々とともに30回近いワークショップを重ね、施設の基本方針、計画づくり、運営の方法などについて検討してきました。

また、花見堂小学校の校庭にあった樹木や、旧代田南児童館・地区会館にあった樹木を皆で伐採し、その樹木を活用してこの施設のフリースペースの家具として再生したり、苗木を育てたりしています。

この場所を子どもたちの声が聞こえる場所として引継ぎ、ここでの活動が新たな地域の思い出となるよう、地域の皆で盛り上げていきたいと考えています。

憲章

花見堂複合施設 憲章

57年の歴史に幕を下した花見堂小学校は子どもたちの学びの場であるとともに、地域活動の拠点でもありました。この地に新たな施設を整備するにあたり、地域と行政が連携し、8年間にわたり新しい施設のあり方について議論を積み上げてきました。

新しい施設では、花見堂小学校が地域で果たしてきた「子どもが集う場」「地域コミュニティの核」「地域防災機能の拠点」という役割を継承するために、常にこの基本に立ち返ることが必要です。そのため、以下の利用憲章を定め、この経緯と理念を次世代に引き継ぎます。

この場所を未来の子どもたちのために、

  1. この施設は、利用者や地域の人たちが自主的に運営する新たなコミュニティの拠点であり、自分たちの手で日々手入れをする新しい公共施設のあり方をめざします。
  2. 施設の利用者は、施設の理念を守り、運営を支援するための役割を担います。また、地域の安全安心のため、災害時の避難所運営に積極的に関わります。
  3. 施設の運営は、子どもの声が聞こえる施設という基本に常に立ち返り、子どもたちの目線を大切にします。
  4. フリースペースは、この施設の核となるように、子どもから高齢者まで誰もが気軽に立ち寄れる、開かれた場所とします。
  5. 施設のしつらえは、花見堂小学校や旧児童館・地区会館の樹木を活用し、地域の歴史を次世代に引き継ぎます。
  6. 広場の樹木やフリースペースは、地域の人とともにゆっくり育てます。その時々の共通の体験を皆でつくり、子どもたちの思い出の場所とします。

運営について

花見堂複合施設は、この場所を守り育てるために地域の団体や個人による「運営組織」(2月19日のオープニングイベントで正式な愛称が決まります)が世田谷区と協定を結び、運営しています。

規約

花見堂複合施設 施設運営組織 規約案

アクセス

住所:東京都世田谷区代田1丁目13番14号
電話:03-3414-2836

交通機関

①小田急線 世田谷代田駅 から徒歩13分
②小田急バス 渋54(渋谷駅〜経堂駅)代田一丁目 から徒歩5分
③東急バス 渋52(渋谷駅〜世田谷区民会館)代沢中筋 から徒歩5分
④東急バス 渋51(渋谷駅〜若林折返所)若林折返所 から徒歩4分
⑤東急バス 森91(新代田駅〜大森操車場)若林陸橋北口 から徒歩5分

開館時間

花見堂地区会館:9時〜21時30分
※休館日:第4月曜日、年末年始(12月28日~1月4日)、施設管理上必要な日

代田南児童館:9時30分~18時
※休館日:月曜日、第2・第4日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)